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九州飯塚ラボの移転および規模大幅拡大により事業の本格化と地域雇用の推進を図る


ニュースリリース

2003年6月9日

福岡県飯塚市
株式会社ケイ・ラボラトリー
ケイ・ラボラトリーが福岡県飯塚市に本格進出
九州飯塚ラボの移転および規模大幅拡大により事業の本格化と地域雇用の推進を図る
携帯電話ネットワークに特化したソフトウェア技術、サーバー技術の研究開発拠点に
福岡県飯塚市(市長:江頭貞元)と株式会社ケイ・ラボラトリー(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲弥、以下:Kラボ)は本日、飯塚市役所内で記者会見を行い、同市において2002年4月から開発準備室を設け、研究開発を行ってきた九州飯塚ラボの移転、およびサーバー運用など業務拡張などを盛り込んだ、九州飯塚市における本格進出について発表を行うとともに、進出協定書の締結を交わしました。
 
Kラボでは「大学前ケータイラボ」構想を提唱し、地域の大学生、大学院生等とコラボレーションした拠点を全国に展開、海外に比べて例が少ないといわれる技術系の産学連携を実践する新しい取り組みとして注目を集めてきました。「九州飯塚ラボ」は、九州工業大学の学生が中心となって運営する当社3番目の「大学前ラボ」拠点で、飯塚市が提唱する「TRY VALLEY構想」で誘致された最初の企業として地域の産業活性化に貢献してまいりました。2002年4月に開発準備室設置以後、数多くの携帯電話向けJavaアプリケーションの研究・開発を行ってきました。しかし、事務所が手狭となったため、このほど飯塚市幸袋の福岡ソフトウェアセンター内に事務所を移転し、事業本格化を目指すこととなりました。
 
九州飯塚ラボでは、これまで行ってきた携帯電話向けアプリケーションの研究・開発に加え、携帯電話に特化したネットワークサーバーアプリケーションやサーバー群の設計などを含めたソフトウェア技術の研究・開発などの新たな事業も展開していきます。2004年3月には従業員数30人規模の事業所を目指し、人材の確保には地域での雇用を積極的に推進するなど、地域の産業の活性化、および雇用拡大に積極的に貢献していく予定です。
 
■飯塚市長 江頭貞元 (えとう・さだもと) コメント
2002年4月に本市にて開発準備室を設け、Javaを使った携帯電話向けソフトウェアの開発などをてがけております、Kラボが、このたび本格的に研究・開発拠点を本市に開設いただけるということを、まことにうれしく思っております。
本市では、2003年2月に、「TRY VALLEY 構想」の一環として飯塚市新産業創出ビジョンを発表し、「産学官連携」「ベンチャー支援」「人材育成」「企業誘致・案件創出」に積極的に取り組んでいくこととしており、そのなかでも企業の基幹系システムや携帯電話、情報家電等の情報システムで多く採用されているコンピュータ言語「Java」にフォーカスし、新産業の創出を図っていくこととしております。
このようななか、今回のKラボの本市への本格的な進出は、まさに「TRY VALLEY 構想」にマッチしたものであり、今後の構想推進の大きな起爆剤になるとともに、Kラボには「TRY VALLEY 構想」推進の中核を担っていただけるものと大きく期待をしているところです。
 
■ケイ・ラボラトリー代表取締役社長 真田哲弥 (さなだ・てつや) コメント
Kラボはもともと、社会人と大学院生によって設立された経緯があり、設立当初より、社会人と大学生が対等な立場でコラボレーションしながら、次の時代の「ケータイライフ」を提案していく、さまざまな研究開発を行ってきました。そのひとつのコンセプトプロジェクトが「大学前ケータイラボ」構想で、各地域で「産学」あるいは「産学官」連携モデルを構築し地域貢献に努めています。
Kラボは、飯塚市において発表された「TRY VALLEY構想」に賛同し、2002年4月に九州飯塚ラボ開設準備室を設置、その後、人材育成と地域に根ざした研究・開発を進めてきました。九州飯塚ラボにおける研究・開発活動は目覚しいものがあります。地域の大手携帯電話事業者とコラボレーションした携帯電話向けサイトの運営、大手新聞社が展開するiモード公式サイト向けにJavaアプリによるニュースブラウザを開発しサービス提供するなど、短期間に多くの開発成果を積み重ねてきました。九州飯塚ラボの製品クオリティについては飯塚市様からもご評価いただき、飯塚市が運営する携帯電話向けサイトに市民向けニュースブラウザとして九州飯塚ラボの製品をご採用いただいたのは今春の話題となりました。
このような事情に鑑み、このたび当社では九州飯塚ラボの拡充を図り、本格的に飯塚市に進出させていただくことを決定し、進出協定書に調印させていただくことになりました。具体的には、社員増に対応するため事務所を飯塚市幸袋526番地1・福岡ソフトウェアセンターに移転、事務所敷地面積はこれまでの48.36m2から、198.71m2に拡充、社員数も2002年4月に2名でスタートしておりますが、現在9名のスタッフで運営しており、さらに2004年3月には30名程度まで拡大を図る予定です。この人材拡充には原則として地域採用を優先し、飯塚市における雇用拡大に貢献していきます。
また、データセンターを開設し、これまで東京本社に集中していたサーバー群の一部を九州に分散させる予定です。何百万台という端末から一斉にアクセスされても安定して動くネットワークサーバーアプリケーションやサーバー群の設計など「携帯電話ネットワークに特化した」ソフトウェア技術の分野は、まだ世界的にも未開拓な領域といっても過言ではありません。九州飯塚ラボでは、当社の各種事業のなかでもとくにこの部分に力を入れ、九州飯塚ラボの研究開発成果を全国へ、そして世界へアピールしていきたいと考えています。
 
■九州飯塚ラボについて
◇新住所 : 福岡県飯塚市大字幸袋字526-1 福岡ソフトウェアセンター 301、302号
◇代表者 : 津村忠助 (つむら・ただすけ)
 
■「大学前ケータイラボ」について
Kラボは2001年6月、京都大学の学生によって運営される「京都ラボ」と、東北大学および県立宮城大学の学生による「東北ラボ」の2つの「大学前ケータイラボ」を開設、以後、九州飯塚ラボ、SFC前ラボを加え、さらにこの6月より北海道ラボの開所に至っています。何れも、Kラボの重要な拠点として、本社組織と連携しながら、携帯電話向けソフトウェアに関連する最先端の案件を研究・開発しています。
 
◇大学前ケータイラボの特長
・ 学生が中心となって運営され、運用費をKラボが提供
・ 携帯電話関連の研究・開発に対してKラボが費用を提供
・ 大学生および大学院生も契約社員として雇用
・ 裁量労働制を適用
・ 大学生および大学院生にもストックオプションを提供
・ 学生の起業をKラボが支援
 
【飯塚市の「TRY VALLEY構想」までの歴史】
飯塚市は、旧産炭地であったことから人口の流出が相次ぎ、経済的にも疲弊していた時期がありましたが、企業や大学誘致を積極的に行い、現在では、九州工業大学情報工学部、近畿工業大学九州工学部、ならびに近畿大学九州短期大学があり、約5000名の理工系学生がいます。
また、松下電器産業(株)九州マルチメディアシステム研究所、(財)ファジィシステム研究所などが立地し、産学のコーディネータ機能を持つ福岡県立飯塚研究開発センター、SEを養成する(株)福岡ソフトウェアセンターなどがあります。
独ヘンケル社と近畿大学との分子工学分野での共同研究、米スタンフォード大学と地元の研究機関やベンチャー企業との共同研究も行われています。

TRY VALLEY構想は、2002年1月、飯塚市がこれまで整えた企業誘致、産学連携、ベンチャー育成などの施策を体系立てて、企業集積を目指すためのビジョンとして発表されたものです。
http://www.city.iizuka.fukuoka.jp/
<記者発表会>
 
日時:2003年6月9日 14:00〜
場所:福岡県飯塚市役所 応接室
 
江頭市長(左)と、ケイ・ラボラトリーの真田社長(右)
 
※BREWは、米国QUQLCOMM Incorporatedの米国及びその他の国における商標です。
※JavaおよびすべてのJava関連の商標及びロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems ,Inc. の商標または登録商標です。
※その他、記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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