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国内行政サービスで初めてJava(TM)アプリで市民向け情報配信を開始


ニュースリリース

2003年3月6日

福岡県飯塚市
株式会社ケイ・ラボラトリー
福岡県飯塚市とケイ・ラボラトリー
Java(TM)を使った携帯電話向けニュースブラウザを開発
〜国内行政サービスで初めてJava(TM)アプリで市民向け情報配信を開始〜
福岡県飯塚市(江頭貞元市長)と株式会社ケイ・ラボラトリー(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲弥、以下:Kラボ)は、市民向け情報をJava対応携帯電話で閲覧することができるニュースブラウザを開発し、3月6日より市民向けサービスなどの情報配信を開始しました。これまで、Webサイトや携帯電話用コンテンツで情報配信するサービスは主要の市区町村などで行われてきましたが、携帯電話Javaアプリを使って情報配信をする事例は全国で初の試みとなります。「TRY VALLEY構想」を打ち出してきた飯塚市と、携帯電話向けソフトウェア研究開発ベンチャーであるKラボとの連携によって、我が国の行政サービスとしては初となる、Javaアプリを利用した市民向け情報配信が実現しました。
 

飯塚市は従来から、技術系の大学や企業を積極的に誘いたし、産官学連携の推進やベンチャー育成で成果を挙げ、とくにJava関連技術者の育成、関連研究部門の集積により新産業を創出する「TRY VALLEY構想」を打ち出し、積極的に推進してきました。
一方、Kラボは、携帯電話向けJavaサービス開始に先立ち、携帯電話向けソフトウェアの研究開発に特化した事業を2000年1月より開始、これまでにコンテンツプロバイダー各社が運用中の多数のJavaアプリを手がけてきました。東京の本社拠点のほかに、産学連携の研究開発拠点として、京都ラボ、東北ラボを開設。そして2002年4月には、「TRY VALLEY構想」に誘致された最初の企業としてKラボ九州飯塚ラボを開設、飯塚市において携帯電話向けJavaアプリの研究開発を行ってきました。

飯塚市ではこれまでWebサイトで市民向け情報配信を行ってきました。しかし、市民にとってより利便性が高く、しかもタイムリーに行政情報の提供を行うためには携帯電話向けの情報配信も必要であると結論付け、その方法を検討してきました。結果として、飯塚市ではすでに一部行政が採用しているHTMLベースの携帯電話サイトによる情報配信を行うことはもとより、携帯電話の小さな画面で大量の文字情報を効率的に縦覧できるJavaアプリの導入もあわせて行うこととしました。

 
今回飯塚市がサービス提供を開始するニュースブラウザは、Kラボ九州飯塚ラボが中心となって開発し、すでに大手新聞社などに採用されiモード公式サイトで全国提供が行なわれているNTTドコモ向けのニュース閲覧アプリを応用したものです。通常のHTMLによる携帯電話向けサイトでは、ニュースは単調な表示しかできませんでしたが、Javaならではの機能を利用したニュースブラウザを利用すれば、ニュースのジャンル、見出しを縦横のカーソルキーで自由にスクロールさせ、ダイナミック表示させることが可能となります。ニュースブラウザを利用することで効率的に行政からの各種情報を閲覧することができます。また、Javaに対応していない携帯電話を利用している市民、およびau、J-フォンの携帯電話を利用するユーザー向けにはHTMLベースの携帯電話サイトを通じて、同内容の各種情報を閲覧することができます。情報料は無料(別途通信料はユーザー負担)です。
 
Kラボは、今回飯塚市を拠点として研究開発した行政向けアプリケーションパッケージサービスを、2003年度より全国の自治体に向けてソリューション提供していくほか、政府が打ち出した「e-Japan戦略」の構想に則った、最新型携帯電話を使った各種行政サービスの提案を積極的に推進していきます。
<飯塚市携帯電話用コンテンツおよびニュースブラウザの概要>
 
名  称:飯塚市携帯Webシステム「e-zuka市役所」
U R L:http://k.city.iizuka.fukuoka.jp/s/n/1
サービス開始日:2003年3月6日
上下スクロールで情報のジャンルを選び、左右スクロールでジャンル内のニュースヘッドラインを切り替えることができます。決定キーをプッシュすればニュースの本文が表示されます。
 
【飯塚市の「TRY VALLEY構想」までの歴史】
飯塚市は、旧産炭地であったことから人口の流出が相次ぎ、経済的にも疲弊していた時期がありましたが、企業や大学誘致を積極的に行い、現在では、九州工業大学情報工学部、近畿工業大学九州工学部、ならびに近畿大学九州短期大学があり、約5000名の理工系学生がいます。
また、松下電器産業(株)九州マルチメディアシステム研究所、(財)ファジィシステム研究所などが立地し、産学のコーディネータ機能を持つ福岡県立飯塚研究開発センター、SEを養成する(株)福岡ソフトウェアセンターなどがあります。
独ヘンケル社と近畿大学との分子工学分野での共同研究、米スタンフォード大学と地元の研究機関やベンチャー企業との共同研究も行われています。
TRY VALLEY構想は、2002年1月、飯塚市がこれまで整えた企業誘致、産学連携、ベンチャー育成などの施策を体系立てて、企業集積を目指すためのビジョンとして発表されたものです。
http://www.city.iizuka.fukuoka.jp/
 
 
<参考資料>
 
飯塚市でサービス提供を開始した飯塚市携帯Webシステム「e-zuka市役所」は、ASP(Application Service Provider )の形態をとっており、簡単な操作で記事更新が可能となっています。
記事の更新は、下図の画面に表示されている専用「更新ツール」を用い記事の入力を行います。市役所の担当者が入力した記事データはケイ・ラボラトリーのデータセンターに保存され、そこからユーザーに配信されます。「更新ツール」はWebアプリケーションですので、パソコンに専用ソフトをインストールする必要はありません。また、SSL暗号とクライアント認証によるセキュアな通信により、安全に記事を入力することができます。
 この「更新ツール」では、ニュースブラウザと携帯電話向けHTMLサイトの両方に掲載する記事を簡単に更新することができます。Webコンテンツの難しい知識なしに操作することが可能です。
 
●記事更新画面
見出し、本文などを入力し「変更」をクリックするだけでサイトの内容
及びニュースブラウザに配信される記事が更新できます。
 
●Webサイト設定画面
トップページに表示されるGIF画像や背景色なども自在に変更することができます。
 
 
<記者発表会>
 
日時:2003年3月6日 14:00〜
場所:福岡県飯塚市役所 応接室
 
飯塚市 江頭貞元市長コメント
このたび市民の皆様が、行政情報や観光情報、健康情報などの情報を、携帯電話を使って閲覧できるサービスを開始しました。携帯電話のJavaアプリを使って情報発信する事例は行政としては全国で初の試みです。
開発は、本市の「TRY VALLEY構想」にあわせて、2002年4月に、企業誘致により来ていただいた株式会社ケイ・ラボラトリー、九州飯塚ラボが行いました。今後は多くの市民の皆様が利用していただけるような内容の充実を図ることにしています。
 
株式会社ケイ・ラボラトリー 真田哲弥社長コメント
ケイ・ラボラトリーでは、産学連携のモデルによる学生が運営する研究開発拠点として、これまでに4つのラボを開設してきました。とくに飯塚市に設けた九州飯塚ラボは、飯塚市の「TRY BALLEY構想」に則り誘致を受けたもので、産学官連携のモデルとして順調に業績を伸ばしています。今回、このような形で当社の開発した製品を市役所に導入いただき、地域の活性化にお役に立てたことに大変意義を感じています。市民生活において、携帯電話をさらに便利に活用できるよう、今後も新しいサービスを検討してまいります。また、今回飯塚市で実現できたサービスをトライアルとして、全国の行政サービスにも展開を図って行きたいと考えています。
 
  「飯塚市ニュースブラウザを開発したケイ・ラボラトリー九州飯塚ラボのスタッフと市長(左から3人目)、ケイ・ラボラトリーの真田社長(右から2人目)」  
 
 
 
※「i-mode/アイモード」「iモード/アイモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
※「iアプリ/アイアプリ」「iαppli/アイアプリ」はNTTドコモの商標です。
※JavaおよびすべてのJava関連の商標及びロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems ,Inc. の商標または登録商標です。
※その他、記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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