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J/byteEngineが拓く

Javaアプリ開発の可能性

※こちらのページは「Software Design 2005年12月号」に掲載された内容になります。

ケータイのアプリ開発

ケータイアプリの現状

携帯電話は「ケータイ」と呼ばれ、多くの人にとって携帯して常に手元に置いておくのが当たり前の存在になってきています。さらに、i-mode をきっかけとしてコンテンツというものが身近になり、また、ケータイにもJava やBREWといったアプリケーションプラットフォームが搭載されたことで、さらなる高機能化を遂げてきました。昨今、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーといったゲーム、あるいはフルブラウザや地図といったツールなど、ケータイのアプリケーションとして作られたものがますます身近になってきています。もはや、アプリケーションプラットフォームとしてのケータイという捉え方もすっかり定着したと言ってよいでしょう。

ケータイのアブリ開発
 

ケータイアプリの特徴

ケータイには電話機能はもちろん、メーラやブラウザといったアプリケーションも搭載されています。それらと比較した時に、ケータイアプリにはどのような特徴があるのか考えてみましょう。まずは、プログラミング環境だということが挙げられます。メーラやブラウザと比べると自由度が高く、複雑なロジックを組んでケータイ上で動かすこともできます。また、画面の描画も動きをつけるなど凝った見せ方ができますし、ユーザのキー操作に対してインタラクティブに結果を返すこともできます。総じて、比較的リッチなコンテンツを提供できるというのがアプリの特徴と言えると思います。 最近、ケータイにはカメラやコードリーダや赤外線やGPS やFeliCa など、さまざまなデバイスが当たり前のように搭載されるようになってきています。メーラやブラウザからこれらのデバイスへは、あらかじめケータイに組み込まれたネイティブの機能を通してしかアクセスできません。しかし、アプリからはAPI を通して自由にアクセスすることができます。こういったデバイスを利用したツールなりソリューションなりを作ろうとすると、多くの場合にアプリが必須となってきます。これもアプリの1 つの特徴と言えるでしょう。

 

ケータイアプリの大規模化

ケータイアプリの大規模化

ケータイにアプリが搭載され始めた頃はサイズも数十Kバイト程度と限られており、その小さいサイズのなかにいかに多くの機能を詰め込むかが鍵となっていました。しかし、今やNTTDoCoMo の900i シリーズではコード100Kバイトにデータ400Kバイトというかなり大きなサイズになっています。

ムーアの法則に従えば、サイズがM バイト単位となる時代ももうすぐのことでしょう。そのようななかで、今度は規模の大きなアプリをいかに効率良く開発するか、ということが開発者の間ではクローズアップされてきています。 一方、たとえばDoCoMoの公式コンテンツの場合、ユーザに課金できるのは月に100 円〜300 円、高くても500 円程度です。アプリのサイズが指数関数的に増えたのでは、開発費は膨らむものの収入はそれほど変わらない、ということで赤字になってしまいます。また、スタンドアローンのアプリなら良いのですが、サーバと通信したり、あるいはサーバ経由でインターネットと通信したりするようなアプリの場合は、サーバ側の開発費や運用費もかかってきます。その辺りのサービスとコストとの兼ね合いについては皆さん頭を悩ませているようで、各種フルブラウザの課金体系にもそれが表れているように思います。



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