株式会社ナノ・メディアは、同社が運営する『TVぴあ』携帯サイトのメールサービスに KLab社のメール高速配信エンジン「アクセルメール」を利用している。メディア事業部 アシスタント・プロデューサーの宮田顕弘氏(写真左)と同事業部 コンテンツプランナーの牧拓馬氏(写真右)にアクセルメール導入の経緯と評価を伺った。
- ナノ・メディアの業務内容についてお聞かせください。
株式会社ナノ・メディアは、携帯電話などに情報コンテンツとサービスを提供している会社です。
テレビ・ラジオなどの放送と通信を連携したサービス、TVガイド誌・地域情報誌などと携帯電話を連携させたクロスメディア事業、アーティストのファンサイトやエンタテインメント系コンテンツ提供などの事業を行っています。

『TVぴあ』携帯サイト画面
- アクセルメールをどのようなサービスに利用していますか。
『TVぴあ』は「iモード」「EZweb」「Yahoo!ケータイ」で利用できるテレビ情報総合サイトです。その中で大変ご好評をいただいている「お知らせメール」の配信サービスに利用しています。
「お知らせメール」は自分の好きなタレントさんの名前や、番組名をキーワードとしてあらかじめ登録しておくと、そのキーワードにヒットした番組情報が、オンエア前にメールで届くというサービスです。
「お知らせメール」にはキーワードにヒットした番組をリストで送る「番組一覧メール」と1番組ずつ送る「番組単位メール」の2種類があり、ともに希望する配信時間が設定できます。
一覧メールは「放送当日朝/前日夜」、番組単位メールは「放送15分前/30分前/1時間前」から選ぶことができるので、前日夜に一覧メールを設定して翌日の録画予約に役立てたり、好きな番組を見逃さないよう番組単位メールをオンエア直前に届くよう設定したりと、見逃し防止サービスとして会員様それぞれの目的にあった方法で活用いただいています。
「指定時間に届くことが必須条件です」- アクセルメール導入を検討することになったきっかけは。
昨年後半、時々配信の遅れが発生するようになったことがきっかけでした。メルマガ配信などとは異なり、指定した時間にメールをお届けするのがこの「お知らせメール」サービスの特徴です。遅れを防ぐ対策を早急に講じる必要がありました。
特に、番組単位メールサービスでは、1分の遅れも許されません。メールに "あと15分で始まるよ!" と書かれていますから、時間ぴったりに届くことが必須条件です。
配信の遅れの最大の原因は、携帯電話キャリアの制限(ブロック)でした。サーバの過負荷や迷惑メール対策などでキャリアブロックは頻繁に変更されます。それぞれのキャリアのポリシーで予告なく変更されるときもあり、常にキャリアの動向をウォッチしていなければなりません。
キャリア側が設定するメール流量数の制限にも迅速に対応する必要があります。一斉配信する際のメール件数を手作業でコントロールするなど、スタッフへの負担も増えてきていました。
有料課金のサービスですし、配信遅延でお客様にご迷惑をかけるわけにはいきません。時間指定の配信サービスという特性上、このまま一般のメールサーバで対応し続けるのは限界でした。
そこで、携帯向け高速メール配信エンジン導入を検討することにしました。携帯に特化したサービスやノウハウを持つ、専門家に任せるのが一番と考えたからです。
社内で相談したところ、他サイトで導入していた KLab社のアクセルメールを勧められました。
- アクセルメール導入を決めた理由をお聞かせください。
検証期間をしっかりいただき、メールが時間どおりに届くことをあらゆるケースで確認し、その導入効果を実感できたことです。『TVぴあ』は 3キャリア対応のサービスというところが、すでに導入していた他サイトでの条件と異なっていました。評価版での十分なテストの後、最後に実際の運用環境で「試用期間」として約 1ヶ月、さらに検証させていただきました。KLab社のご担当者に柔軟に対応いただき、感謝しています。
そして、社内の他サイトでの実績です。アクセルメールが導入されていたのは『TVぴあ』よりメールの配信数が多いサイトです。運用担当者に聞くと、サービス開始から半年間、一度もトラブルなく順調に運用できているとのことでした。
それまでさまざまなソフトウェア導入を経験していましたが、実際に運用を始めてみると期待していた性能が出ないなど、検討段階と違うと感じることが多々ありました。有料サービスですので実績がないものを導入するリスクはとれません。
アクセルメールの場合、実環境での徹底的な検証の上で、問題なく配信できたという安心感、納得感を得られたことに加え、社内の他サイトでの確かな実績がありました。アクセルメール導入を迷う理由はなかったですね。
また、初期導入コストが比較的安価だったことも理由のひとつです。
アクセルメールは、ドメイン数と利用期間で料金が決まるライセンス体系です。サーバ数や配信数によって料金が変わらないため、予算化しやすいことも助かりました。
- アクセルメール導入後の効果はいかがですか。
導入して半年経ちますが、配信遅延はまったくなく、『TVぴあ』で必要なサービスを適切に提供できています。
遅延がないというだけで、高速メール配信エンジンとしては十分。他サイトではすでに1年、『TVぴあ』でも半年トラブルなしという実績です。文句のつけようがありません。

オンタイムでの配信が要求される、このようなサービスを担当している限り、つねに順調にメールが送られているか気になるものです。自分でも「お知らせメール」サービスに登録し、携帯にメールが届く時間をチェックしていますが、一分たりとも遅れない。気持ちがいいですね。
このようなメールサービスでは、少しでも配信が遅れたり、トラブルが起こるとお客様からのお問い合わせメールが殺到し、サポート担当者が対応に追われます。
『TVぴあ』では、遅延もなく、安定したサービスを提供できていますので運用兼サポート担当者としては、安心して運用面での作業や兼任するほかの業務に注力できます。時間的にもですが、何より精神的に余裕を持って仕事ができるのはうれしいことです。
- KLab社、アクセルメールへの今後の期待をお聞かせください
4月からTV番組情報誌『TVぴあ』の公式モバイルサイトとなり、誌面と連動したプロモーションに力を入れています。会員数の増加も予想されますが備えは万全だと思っています。
いまのところ運用面で何のトラブルもありませんが、たとえ今後何か起こったとしても KLab社の対応の良さは社内でも定評がありますから安心しています。
いまや『TVぴあ』のサービス運用にアクセルメールは不可欠です。今後も継続して利用させていただきますのでよろしくお願いします。
